インスリンの分泌がなくなる小児の糖尿病

糖尿病はともすると大人だけしかならないと思うかもしれませんが、子供にも起こります。糖尿病には、インスリンの分泌が殆どなくなる1型と、働きが悪くなる2型がありますが、1型は小児に多いため、小児糖尿病とも呼ばれています。

インスリンは膵臓にあるランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンの一種です。この細胞を自分自身で破壊してしまうため、インスリンの分泌能力が殆どなくなってしまいます。治療は、注射で補うのが基本で、その効果を高めるために、食事療法や運動療法を行います。

なお2型の糖尿病は、肥満や運動不足などにより、インスリンの働きが悪くなるために起こります。日本人は糖尿病の人口が潜在的な患者さんも含め、外国に比べて多く、治療をせずに放置したままにしておくと人工透析の必要があります。