化学療法とは抗がん剤治療のことです

手術を行う外科療法をはじめ、放射線療法、化学療法の3つががんの基本的な治療法となります。そのうち化学療法は、薬剤を使ってがんの増殖を抑えたり、がんを破壊したりする治療方法のことをいいます。

いまやすっかり定着していると思われる化学療法ですが、いまだに化学療法=抗がん剤治療という理解は進んでおらず、国立国語研究所の調査では、「科学的な治療」と勘違いしている人が20%近くもいることがわかっています。これはがんの治療には、科学的な根拠の無い怪しげな民間療法も少なくないため、科学に基づいている療法というイメージが根強いから、と考えられています。

抗がん剤治療以外にも、がんを促進するホルモンの作用を抑えるホルモン療法、がん細胞の分子レベルの特徴をとらえ、それを標的にする分子標的治療剤などがありますが、いずれも医師がしっかりと方針を説明し、患者がそれを理解して、同意するインフォームド・コンセントに基づいて、治療方針を立てる大切です。